油断禁物
東京ではコロナウィルス感染者数が減ってきてはいるものの、
まだ予断を許さない状況です。アメリカでも同様で、そろそろ気の緩みが出てきています。これを戒める言い方は、
Don't get complacent.
We are not out of the woods yet.
「油断禁物。まだ予断を許さない状況だ。(私たちはまだ危機を脱したわけじゃない。まだ安心はできない。)」
complacentは2020年4月14日の記事で扱いました。
(けなして)油断して、たかをくくって、甘く見て
要するに、「もう十分がんばって、状況は良くなったから、もうこんなもんでいいか」という感じ。
Don't get complacent.は辞書的な訳では「自己満足に陥るな」
だけど、どうもピンとこない。ここでは、コロナ新規感染者数が減ってきたからといってここで「油断するな、気を緩めるな」、という意味。
get(be) out of the woodsはくだけたイディオムで、普通は否定文で使う。
out of the woods 「危機を脱して」
=free from difficulties or problems
日本語でも「今夜が山だ」とか「峠は越えた」とか言いますね。英語ではwoods「森」になってるのが面白い。