発音(ボンバー?)
「相棒」の杉下警部の口癖は、「細かいことが気になってしまうのが、僕の悪い癖!」
英語の先生をしていると、つい、細かい発音の間違いが気になるのです。「ま、通じるから、いいか」と頭では思っても、「やっぱり嫌!」なんです。いくつか、そんな例を挙げます。
1. success 「成功」
某有名企業の男性化粧品シリーズとして、10年以上テレビで、さんざんCMを見てきました。すべて、「さくせす」と言っています。でもこの英語は、正しくは「サクセス」。
どーも気になる・・・
2. bomber 「爆撃機」
日本語では、「ぼんばー」とよく言いますが、
この英語は「ボマ」と発音します。二つ目のbは、発音しないのです。「ボンバーヘッド」とか昔々の「東京ボンバーズ」。間違って日本語に定着したわけですね。
ちなみに、「爆弾」は、bombやはり、bは読まないので、「ボム」、但しbombardment「爆撃」は、「ボムバードメント」で、bを発音します。言葉は難しい!
3. comfort「快適」
「こむふぉーと」では、ありません。「コムフォートホテル」なんてあったりして、ビックリします。英語の発音は、
「カムファト」。最初の「カ」は日本語の「か」で十分。ここにアクセントがあります。
comfortableは、「カムフタボ」で、「コムフォータブル」では、ない。実際発音を聞いてみると、全然違います。ぜひ、辞書アプリなどで、実際の発音を聞いてみて下さい。
4. award 「賞」
賞は、「あわーど」ではありませんぞ!皆の衆!
「アウォード」が正解。Academy Award「アカデミー賞」も「あわーど」というと、なんだか間が抜けて聞こえてしまいます。英語で言うなら、ちゃんと発音してほしい。でなければ、「賞」という立派な日本語で行きましょうよ。
また、悪い癖がでてしまった!