Kai's English Room

僕は、英語が大好き。日本で独学で英語を勉強して、英検1級に合格。今も英語を教えています。

物主構文(4)

 さて、今日は英語のキモのひとつ「物主構文」の演習を続けます。今日の課題は、

「レシピには、バターを使えと書いてあるけど、マーガリンで大丈夫です」

 さ、できましたか?実際に紙とペンを持って(あるいはキーボードを叩いて)書いてみることが、上達のカギです。

「書いてある」をis writtenにすると、不自然になりがち。

The recipe calls for butter, but margarine will do.

 

”do”は2021年6月6日に取り上げた「間に合う、十分だ、用が足せる」

これは典型的な物主構文ですね。「レシピが要求する」とは、

日本語では言いませんね。日本語では、主語は「ない」のが普通(必要な時以外は)で、しかも主語は人間が多いですが、英語では人でも物でも事でも、ほとんど何でも主語になれます。慣れると便利な感じもします。

では同様の例を挙げてみます。

The letter says

The email says

The sign says 「看板とか貼り紙とか」

The report says

The label says 日本語では「ラベル」

My watch says 「私の時計では・・・」

The forecast says これだけは日本語でも「天気予報が言っている」と言えますね。

The guidebook says

sayの他にも、いろいろな動詞が「物主構文」と相性がいいので、例文を見ておきましょう。

The way she speaks shows that she is smart. (話し方から頭の良さがわかる)

Just a glance at his face told me he was tired. (ちらっと顔を見ただけで、彼は疲れているとわかった)

The study found that Pfizer’s vaccine is 88% effective against B.1.617.2, or the Indian variant. (研究の結果、・・・がわかった)

今日の各例文を使って、前回(2021年5月30日)ご紹介した

「復文」(英語⇔日本語)をやってみてください。

きっと役にたちますよ!