色恋だけが人生の華、もしくはallの使い方
Be foolishly in love, because love is all there is.
— Ramblings (@ramblingsloa) June 27, 2021
Rumi pic.twitter.com/SZrywudfmj
「恋に溺れなさい、色恋だけが人生の華だから」(拙訳)
詩のかけらのような文だから、作者の意図はともかく、解釈は無限にあります。ここでは、拙訳に至る私の解釈を書きます。
loveは、いろんな「愛」を含む、意味の広い言葉。「恋愛」だけでなく、「親子の情愛」「人類愛」「神の愛」なども入ります。でもここでは、foolishlyがあるので、おそらく「恋愛」でしょう。直訳すると、「バカみたいに恋をしろ、なぜなら恋は存在する全てだから」
前半は、「狂おしいほどの、身を捨てるほどの恋をしなさい」私バカよねえ、おバカさんよねえ・・・
後半の「恋は存在する全て」とは、「恋しか存在しない→この世には恋しかない」他の全ての人生の価値も、恋愛の前では色褪せて、「ない」も同じ。潔いほどの「恋愛至上主義」
さあ、人生は短い、「命短し恋せよ乙女、紅き唇褪せぬ間に」
英語的には、allの使い方がポイント。
All you need is love. (the Beatles)
これはJohn Lennon作なので、brotherhood of man(人類愛)や大きな「愛」を含んでいる気がします。
日本語タイトルは「愛こそはすべて」
「必要なのは愛だけ、愛さえあればいい」
こんなとき、onlyではなく、allを使う感覚が英語らしい感じ。
All I want for Christmas is you. (Mariah Carey)
クリスマスソングの定番。クリスマスにはプレゼントなんかいらない、欲しいのはあなただけ。ほかには何もいらない。
All you have to do is click here.
「ここをクリックするだけ!」
to click のtoが省略されています。
恋をしろっていわれてもなあ、相手が・・・