構文(cannot...too)
温暖化による気候変動(climate change)のせいで、異常気象が世界中で続く。日本でも、とんでもない台風、洪水、ゲリラ豪雨・・・ 被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
さて、Tokyo Weekenderがツイッターで、外国人向けに台風の時の注意を取り上げている。
For everybody, but especially those living in Kyushu or other parts of western Japan, here is our guide to typhoon emergency preparedness. 👇
— Tokyo Weekender (@Tokyo_Weekender) September 5, 2020
Stay safe! #TyphoonHaishen https://t.co/Cq9o6a2Omz
Whether it's your first or fifth year in the country, you can never be too prepared.
(日本に来て1年目でも、5年目でも、台風は用心に越したことはない。)
受験英語でおなじみの、cannot ...tooですね。これは、実際によく使われます。cannot be too carefulの形が多く、ここもそのバリエーション。
cannot be too carefulで、「いくら注意しても注意しすぎることはない」と習いましたが、高校の時の僕には、この日本語の意味がよくわかりませんでした。頭ワルイ!今もそうです。要するに、「どんなにがんばって注意しても、まだまだ足りない、もっともっと注意しろ!」ということですね。なんだ、じゃあ
「用心に越したことはない」「用心の上にも用心して」「念には念を入れて」「くれぐれも気を付けて」とか、いい日本語がいっぱいあるじゃない。
いまでも見かける例文"You can't be too careful in choosing your friends."が、僕はすごく嫌いだった。だって、友達は「選ぶ」ものじゃなくて、「なる」ものでしょ?「健ちゃんは、不良だから、友達になってはだめよ!」みたいな親や先生の声がする例文だね。