Kai's English Room

僕は、英語が大好き。日本で独学で英語を勉強して、英検1級に合格。今も英語を教えています。

イディオム(be reluctant to)

be reluctant to (do)は、よく使われるイディオムです。「試験に出る」やつです。

be reluctant to (do): 気が進まない、渋々の

でもこれを、30回唱えても、なかなか覚えられませんね。当然です。人間の脳は、そんなふうにはできていないからです。第一、英語を覚えるここと、日本語訳を覚えることは、全然関係がありません。訳語を覚えても、英語が身につくわけではないのです。では、どうしたらこの表現が身に付き、使えるようになるのでしょうか?

例文をたくさん読むことです!今は、パソコンを辞書代わりに検索すれば、このイディオムを使った例文が瞬時に、大量に手に入りますね。(ただし、全部が正しいわけではないので、出典には注意!)

さて、この表現も、例文を見てみましょう。

President Trump was reluctant to wear a mask.

トランプ大統領は、マスクをするのを嫌がっていた。)

アメリカでは新型コロナウィルス対策としてのマスクが、政治的な対立点になっていて、びっくりします。最近までマスクを嫌っていた大統領ですが、最近は少し軟化しています。

 

 日本でもgo toキャンペーンがスタートしましたが、世界中の観光地がコロナ禍で苦しんでいます。

But even those offering incentives are reluctant to include Americans on the invitation list.

(ビザ免除、各種割引などで観光客を引き戻そうとしている観光地でさえ、アメリカ人を招待するのは、二の足を踏んでいる。)

even those=even those destinations around the globe

アメリカ人を招待客リストに入れたくない、と。

ではこのへんで、例文を自分で作ってみましょう!(固有名詞はご自由に)

「英子は稔との結婚には気が進まなかった。」

Hideko was reluctant to marry Minoru.

昔は親の決めた結婚は普通でしたからね。

 

さ、どうですか?やっぱり「ことば」は「なかみ」と結びつけないとね。この表現、もう忘れませんよね!!