Kai's English Room

僕は、英語が大好き。日本で独学で英語を勉強して、英検1級に合格。今も英語を教えています。

忘れえぬ言葉(Mark Twain)

365 DAYS OF WONDER(Mr.Browne's Book of Precepts) (R.J.Palacio)という、英語の格言集を読んでいます。その中から引用します。

The two most important days in your life are the day you are born and the day you find out why. (Mark Twain)

人生で一番大事なふたつの日は、生まれた日と生まれた理由が分かった日だ。

 

Mark Twainが、どういう意味でこう言ったのか、前後の文脈もないので、よくわかりませんが、僕なりの解釈を書いてみます。

人生で一番大事な日が「生まれた日」なのは、わかります。でもそのあとは多分「死んだ日」だろうなと思いきや、「なぜ自分はこの世に生まれてきたのか、その訳がわかった日」とあります。「天命を知る」ということでしょうか。神様が、この世に自分を遣わしたその意味、今自分がここに存在している理由が、納得できた日。この世界で自分は何をやればいいのか、自分の「使命」、やるべき「仕事」を悟った日。それは「第二の誕生日」かも知れませんね。

黒沢明の「生きる」で、胃癌で余命幾ばくも無い主人公の男が、残りの人生をかけてやるべきことにめざめた時、たしか「ハッピーバースデー」が流れていたと記憶しています。

この映画、若い人にも見てほしいなあ。