Kai's English Room

僕は、英語が大好き。日本で独学で英語を勉強して、英検1級に合格。今も英語を教えています。

英語の歌(Stand by me)

これまた、超スタンダード。前奏が流れると、ついつい歌ってしまいますね。きょうの1曲は、Stand by me(B.E. King, 1961年)です。オリジナルもいいけど、ジョン・レノンのも味があります。この曲は1986年公開のアメリカ映画「スタンド・バイ・ミー」の主題歌としても有名ですね。いや~、名作です!オレゴンの田舎町に住む4人の少年たちのひと夏の冒険と友情の物語。原作はなんと、あのスティーヴン・キング。あの鉄橋で列車に追いかけられるシーン、パンツのなかにヒルが入ってしまったシーン、大食いコンテストで・・・もうきりがありません。

歌の内容も、「友情」がテーマで、「君がそばにいてくれたら、僕はどんなことがあっても大丈夫!」というもの。

タイトルのstand by meは、=support me。「ぼくのそばに立っていて」つまり「僕のそばにいて」 発音の面では、standのdは、「聞こえないんじゃない、言ってないんだ!」完全に「スタン・バイ・ミー」と歌っています。英語の聞き取りには、音が消えたり、くっついて変化したりに慣れることががとても重要です。歌は、歌っているうちにこうしたことが自然に身に付きますね。

 さて、僕はこの映画を映画館で見ていて、あるやりとりに、とても勇気づけられました。

のちに作家になる真面目で神経質で、内向的なゴーディーと、のちに弁護士になる、友達思いのリーダータイプのクリスの会話です。

ゴーディー:Am I weird? 「僕って、変?」

クリス:Yeah, but so what? Everybody's weird. 

   「ああ。でもそれがどうした。みんな変だよ。

僕も若いころ、孤独で、人付き合いが苦手で、自分のことでとても悩んでいました。「僕って変なのか?なんで僕は人とこんなに違うんだろう?」でもこの会話を聞いて、「そうか、変でいいんだ、そのままでいいんだ」と思うことが少しできました。昔昔のお話。