英語の歌(Unchained Melody)
今回は、the Righteous BrothersのUnchained Melody(1965、オリジナル版は1955)。1990年のアメリカ映画「ゴースト/ニューヨークの幻」の主題歌として有名ですね。デミ・ムーアとパトリック・スウェイジのエロチックな陶芸のシーンで流れる曲ですが、歌詞を見ると、何だこれ?とても変わった設定のラブソングなんですね。
ヒントはタイトルのunchainedです。chainは「鎖」unがついているから、「鎖を解く」。「鎖を解き放たれたメロディー」?
実はこの曲の主人公は、何かの罪を犯して刑務所で服役中!塀の中から、外にいる恋人に、呼びかけます。「君はいまでも僕のことを想っていてくれるかい?もうすぐ出所だから、どうか待っていておくれ!」「時間」はときに残酷で、人の心も変えてしまいます。
ドーンの「幸せの黄色いリボン」という昔のヒット曲や、「寅さん」の山田洋次監督の名作「幸福の黄色いハンカチ」を思い出します。高倉健さん、最高!
この曲の、裏声にジャンプするところ、切ないですね。