Kai's English Room

僕は、英語が大好き。日本で独学で英語を勉強して、英検1級に合格。今も英語を教えています。

もうそろそろ・・・

コロナ禍で、「経済格差」は世界中でさらに拡大している。「リベラル派」の合衆国上院議員バーニー・サンダース氏は、普通の働く人のための経済を創ろうという。

I think it's time we created an economy that looks out for the working people of this country, and not just the CEOs. 

(そろそろCEOだけでなく、普通の働く人々のことを考える経済を創るときだ。)

look out for...  …の世話をする、面倒を見る

さて、今日のポイントは、

It is time S(主語)+過去形 

そろそろ~するときだ(もう~してもいい頃だ)

大事なのは、動詞が過去形になること。ここでは、createdになっている。

It's high time... とか、It's about time... になることも多い。

なぜ過去形?これは一種の「仮定法」なんです。「仮定法」は、「現実から遠い」「現実と違う」ことを表すのでしたね。ここでは「労働者のための経済」はまだできてないわけで、それを「創る」のはまだ現実の話ではない。だから「仮定法」を使って、createdと過去形になっています。これは「過去の現実」を表しているわけではなく、「現実から遠い」「現実と違う」ことを表します。高校で習った例文「もう寝る時間ですよ。」も、同様に、お母さん(お父さん)が「寝る時間だよ」と言っているとき、子供はまだ起きて、ゲームをしたりしているわけです。went to bed はまだ現実ではない、というわけです。

 It's about time you went to bed.

もっと例文を見れば、すぐマスターできるよ。

It's high time you got a job. そろそろ仕事を見つけなさい。

It's about time you got a haircut. そろそろ髪を切ったらどう?

It's time you stopped. いい加減にしろ。

It's time you grew up.  いい加減、大人になれよ。

 

それにしても、ツイッターの最初の数字、ショックですね。1167%対13.7%