Kai's English Room

僕は、英語が大好き。日本で独学で英語を勉強して、英検1級に合格。今も英語を教えています。

もし相手がキリンでも・・・

ついに米大統領選投票日!といっても最終的に結果が確定するのはまだまだ先かも。New York Timesが、ある移民の意見をtweetしています。このコラムニストの「お母さん」で、前回は棄権しましたが、今回はトランプがほとほと嫌いになったと言っています。

If Trump were running against a giraffe, I'd vote for the giraffe.

(たとえトランプの対立候補がキリンだったとしても、私はキリンの方に投票するわ。)

面白い表現ですね!ただ「トランプには投票しない」というより、インパクトが強くて、ユーモアもありますね。「あいつだけは死んでも嫌」なんですね。

投票するのはバイデン氏だろうが誰だろうが、キリンでもいい。トランプでさえなければ。

さて、これは典型的な仮定法の文。

「If...過去形, ...would+原形」

現在の事実から遠い、ありえない仮定をしています。

このパターンでは、If...were~の形が正式です。ただ、学校では、「仮定法過去のif節のbe動詞はwereになる」と、習ったのですが、会話では特に、wereの代わりにwasが使われることもあります。"If I were a bird,"(予、鳥なりせば)を何度も暗唱させられた身としては、「おいおい、そこはwereだろ!」といいたくなりますが、Things change.

runは「立候補する」

この方によると、この国はトランプのせいで、かつて愛したアメリカとは全く違うものになってしまった。あの古き良きアメリカの「優しさ」「善良さ」「正義」は、いまはない。