トヨタは世界最低?
A newly launched report from @GreenpeaceEAsia exposed the lack of actions from automakers to save our climate. Among them, @ToyotaMotorGroup ranked last.> https://t.co/yrMS4hXKCt#drivechange #toyota #climate
— Greenpeace East Asia (@GreenpeaceEAsia) November 4, 2021
地球の温暖化を話し合う国際会議COP26がイギリス・グラスゴーで開かれている。
「産業革命以降の世界の平均気温の上昇を1.5℃以内に抑える」ためには、2050年にまでにcarbon neutral (温室効果ガスの排出を実質0にする)を達成しなければならない。もう残り時間はほとんどない。岸田首相もこの会議でスピーチをしたが、石炭火力発電を今後も継続すると述べたため、環境NGOから不名誉な「化石賞」を2年連続で受賞する羽目になってしまった。
COP26に合わせて、greenpeaceが「世界の主要自動車メーカーの脱炭素への取り組みランキング」を発表した。この中で、世界最大の自動車メーカー・トヨタは残念ながら最下位だった。ハイブリッド車に固執し、電気自動車EVへの取り組みが不十分だとされたのが大きい。各国へのロビー活動(温室効果ガス排出基準の緩和を求めたりしたという)も減点対象だった。
さて、ブログ記事の方の冒頭を見てください。
New research from Greenpeace East Asia analyzed the world’s top 10 automakers’ decarbonisation efforts.
(グリーンピース・東アジアは、世界の10大自動車メーカーによる脱炭素への取り組みを新たに調査した)
今や流行語になった「脱炭素」を英語で言うと、
decarbonization (decarbonisation)
つづりはどちらでもOKです。
carbonは炭素ですね。de-は「反対・除去」の接頭辞。例えば、
demerit(meritの反対) decode(暗号=codeを解読する) debone(肉や魚の骨を取る) detox(デトックス!)
だから「炭素」を「取り除く」→「脱炭素」となります。
「脱炭素社会」なら、a decarbonized society
または、a carbon-free society です。
Greenpeace East Asia auto industry senior project manager Ada Kong
さんは、こう言っています。
The auto manufacturers are too slow, while the climate can’t wait.
(各自動車メーカーは動きが遅すぎる。温暖化は待ったなしだ)
トヨタには、この分野で世界をリードしてほしいなあ。