Kai's English Room

僕は、英語が大好き。日本で独学で英語を勉強して、英検1級に合格。今も英語を教えています。

オリオン座

冬の夜空に輝くオリオン座。中でも最も明るいベテルギウス。「冬の大三角」の一角ですね。さて、オリオン座は、英語でOrion。

オリオン書房」とか「オリオンビール」とか、会社名、商品名でもおなじみ。

しかし!このOrionの発音は、「オリオン」ではなく、「オライオン」!!

 僕はこの発音で「赤っ恥」をかいたことがあります。ある日、アメリカ人と星の話になった時、彼が「ライオン」「ライオン」というので、「はて?宇宙でライオン?」そこでひらめいたのが、「獅子座」=the Lion。でもどうも話がかみあわない。

そう、彼は「オリオン座」=Orionの話をしていたのです。「オライオン」の最初の「オ」はアクセントがない、いわゆる「あいまい母音」なので、ほとんど聞こえないことがあります。それで「ライオン」と聞こえた。「ライオン」だから、Lionだと思った。つまり僕はRとLが区別できなかったのです。OrionとLionが同じだと思った僕。この頃すでに英語を教えていました。恥ずかし~

でもいいのです、失敗して、間違って、恥をかいてこそうまくなるのです。

 ちなみに、語の始めの、アクセントのない母音が「消える」ことは、よくあります。

Americanが、日本では「メリケン」になって、昔は小麦粉を「メリケン粉」といっていました。「メリケン波止場」は知らないだろーなあ・・・

 それから、「獅子座生まれ」の人は、Leo。ただし、発音は「リーオウ」。僕は獅子座なので、I'm a Leo.

 「ジャングル大帝」でパンジャの子は「レオ」、西武の選手は「レオ軍団」なので、「リーオウ」といわれてもわからないかもね。やっぱり、発音は大事だわ。